もうすぐ雛祭り

もうすぐ、雛祭りですね。

写真を撮り忘れた昭和のおばさんの私は非情に後悔しているのですが、先日、ピアノのレッスンに先生のところに伺ったら、お座敷にお雛様が飾ってありました。

先生のお嬢様の小さい頃、おばあちゃまが購入されたものを、最近家の片付けをしていて、目についたらしくて、随分しばらくぶりにみたら、とてもキレイなお顔だったので、出して眺めようと思われたそうです。

お嬢様はもう嫁がれていて、遠方に居られ、しかも、お孫さんは、男の子なので、今のところ、新しいお雛様購入のご予定はないそうです。


うちも男子しかいないので、お雛様には無縁です。

私の幼少期は、母方の祖母は、娘を4人も産んだので、大盤振る舞いはできなかったようで、うちには、タンスの上に飾れる大きさの、ケースに入ったお人形が、一体ありましたが、正直、少し寂しかったですね。

もしかしたら、私よりも母の方が寂しかったのかもしれませんね。

小さい頃から、よそのうちのお雛様を拝見した記憶もなく、ほぼほぼ、初めて、間近で、眺めたように思います。


いいですね。とても綺麗で、華やかな雰囲気が良かったです。

孫娘の成長と幸せを願った、おじいちゃん、おばあちゃんの愛情の姿ですね。

作られた、職人さんたちにもありがとうですね。

先生が、今になって、出せたのも、きっと、お嬢様がお幸せに暮らしているからでしょう。

こういう伝統的な風習は、廃れたくないものですね。

思えば、私も、息子が小さい頃、、5月人形の立派なものが欲しいなと思ったことを思い出しました。

ですが、婚家では、特にお節句はやらないと言われたので、母にはいらないと断ったな。


それも、母には淋しいことだっただろうな。

私も数年後、後悔して、自分で買おうと思ったぐらいだ。

しかし、すぐ冷静になって諦めた。

我が息子が、いまいち羽ばたかないのは,このせいだろうか😅

などと,華やかな,お雛様を眺めて,自分の親不幸をしみじみ思い出しました。