リタッチカラーとフルカラーの違い

久しぶりに投稿します。

今回は、先日来店されたお客様にも聞かれたリタッチカラーとフルカラーについて。

フルカラーとは、髪を根本から毛先までの全体を染めることです。

皆様も、美容室のメニューでよく見かけ、またオーダーもされているのではないかと思いますが、リタッチカラーとはフルカラーをしてから時間が経過して、新しく生えてきた根本数センチだけ同じ色でカラーすることです。

そうすることによって、見た目の違和感をなくすことができます。

重に白髪を染める際に使うことが多いテクニックですが、トーンアップのデザインカラーでも使います。

どちらかと言うと、前回の色味がわかっている場合は、白髪染めには利用しやすいですが、美容師側事情ではトーンアップのリタッチは、新規のお客様だとやりづらいのではないかとわたしは思っています。

白髪染めは、色味とトーンがわかっていれば、あとはベタ塗りで、決められた時間を守れば、ほぼ失敗はありません。髪質や毛量によって 微調整するくらいです。

しかし、トーンアップは、色ムラになりやすく、スタイリストやアシスタントの、テクニックと経験による勘がかなり左右します。

場数がモノを言います。

単色染めのフルカラー、特にロングヘアーは根元から毛先まで均一に染まっていないと悪目立ちします。

メッシュなどのデザインカラーなどは、またそれ以上にセンスがモノを言いますけど。


メリットとデメリットも見ていきましょう。
リタッチカラーのメリットは毛先にダメージを与えないことです。

デメリットは特にないです。

頭皮へのダメージも今はテクニックも商材も進化しているので、あまり気にすることはないように思います。

美容室側のこだわりの傾向を確認するのが良いと思います。

ただ、髪を伸ばし中の方や、ロングヘアの方は、毛先が痛みやすく、褪色しやすいので、ホームケアのシャンプー剤を選んだりしないと綺麗に見えなくなることもあります。


フルカラーのメリット、デメリット
メリットは、全体を染めるので、褪色が防げ綺麗な髪色を維持できます。

カラーチェンジも楽しめます。

デメリットは、頻繁に全体を染めると、毛先などダメージしそうですが、何度も繰り返しますが、今時は美容師のテクニックも商材も進化してますので、あまり必要以上に心配することはないのではないでしょうか。

どのようなこだわりのあるサロン、またはスタイリストとお付き合いするのかによると思います。