世間は閑散期

こんにちは。

もう、2月になってしまいました。

あっという間ですね。

われわれの業界は、昔から成人式後から2月にかけては、お客様の数はグッと減ってしまうのは仕方がないと言われてます。

髪を整える点から考えますと、昭和の昔は、女性は盆、正月と言われてましたし、この時期、身内が一同集まりますと、交際費、食費と、大判振る舞いをした後ですので、女性の財布の紐はキュッとしまります。

また、商いを営むものは、その時期を繁忙期と呼び、ビジネスチャンス。

あの手、この手と、消費者の購買意欲をそそるための努力を惜しみません。

そんなこんなの激闘を繰り広げたのち、成人式というビックイベントがあり、とりあえず、世間も落ち着き、皆、我に帰り、散財の数々を振り返り、勤め人は給料日を待ち侘び、高齢者は、年金受給日を待ち、2月まで静かに過ごすのです。

それを受けるわれわれ商人も、一応、手をこまねいて待つわけにもいかず、あの手この手と、集客に神経を注ぐ業界もあります。

しかし、我ら美容業は、なくても困るが、人間の生死にも関わらず、エンターテイメントのような、魅力にも勝てず、またやってくる春先のイベントや、生活環境の変化で動きたくなる人々、陽気に釣られて、髪をあたりたくなる人々を待つしかないのです。

では、その間、なにをしているのか？

遊んでいるわけではありません。

日頃できない、片付け、溜め込んだ雑務、やがて来る新シーズンの準備。

そうこうしているうちにあっという間に、春が訪れます。

私は、締め切りのある確定申告の決算義務に追われております。